全国に「ラーメン激戦区」と呼ばれるラーメン店がしのぎを削るエリアがありますが、
横浜は100人中99人はラーメン激戦区と呼ぶほど名店が軒を並べています。
家系ラーメンだけでも総本山「吉村家」、究極とも呼ばれる「鶴一家」、
おしゃれな個性派の「浜虎」、「AFURI」、「星印」…。
横浜にはまだまだ美味しいお店がたくさんあるのですが、
今回は2015年のミシュラン横浜特別版にビブグルマンとして掲載された
「ShinaChiku亭」に行ってみたのでご紹介します!
ちなみに、ビブグルマンっていうのは、
ミシュランの中でも低価格(6,000円以下)で楽しめる美味しい料理へ与えられる枠です。
ラーメンという大衆食でミシュランに認められるというのは本当にすごいことです。
お店は国道1号沿いにあります。
電車で行くなら東急東横線反町駅か、京急線神奈川駅あたりから行くと良いです。
JR東神奈川駅からも歩いて行けなくもないですが、15分近くかかると思います。
落ち着いた佇まいですね、最初普通にスルーしてしまいどこにあるのか迷ってしまいました…。
金曜日の14時半くらいに行きました。
店内は他にお客さんは居らず。と思ったら後ろから2組くらいすぐ入ってきた。
とりあえず券売機で一番オススメされている感じの「特製醤油ラーメン」と「ミニチャーシュー丼」を注文。
一足先にミニチャーシュー丼が着丼。
見た目は結構よくある感じですが、ほぐれ具合からするに絶対口の中でとろけるやつ。
上に乗っている白いのは背脂っぽいです。
早速口に運んでみます。
やっぱり秒で口から消えてしまった。。。
味付けも肉の旨味を活かす感じで無限に白米がすすみます。ミニじゃなくてよかったなこれ。
チャーシュー丼を食べていたら、ラーメンも着丼!
うおー、キレイなスープだ。トッピングは結構ベーシックですがワンタンがいますね。
…!さっぱりというか優しく柔らかいスープだ!
横浜は家系を始めとして味のパンチが強いラーメンが多いですが、ここは真逆。
チャーシューやノリといったトッピングの”旨味”をしっかり楽しめるスープです。
相変わらずチャーシューは柔らかく、厚さも食べやすい。なんというか、ていねいなラーメンだ。
そして驚いたのはワンタン。
チャーシューとは違った肉の旨味と肉汁が広がり、変化があって好みでした。
とろけるような皮も優しいスープと相性抜群。
フルトッピングなので少し量はありますが、気がついたらすぐ完食してしまいました。
アラサーになってスープ完飲してなかったけど、久しぶりに飲みきったな。
ラーメンというと重いイメージ強いですが、ここはいつでも行きたい優しい味でした。
みなさんも、横浜周辺にお出かけの際は訪ねてみてください!