どっちがお得?”ICカード”と”きっぷ”【けんの鉄道お得テク】

2020/07/17

お得 けん 鉄道

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どうも。
男飲み編集部のけんです。

この記事を見てる皆さんのうち、
特に首都圏という地域の方々は
当たり前のように”Suica”とか”PASMO”など
ICカードを使ってますよね?
むしろ、きっぷなんて使わなくていいんじゃない?
って思ってる方もいるかも。

でも、そんなことはありません。
どっちもあると便利なんです。
今日はそんな話をします。

よく聞く質問で、
「結局、どっちがお得なの?」
というのがあります。


やはり、損得で決めるのが一番わかりやすい!

それでは、教えましょう。


結論、
使い方によります!

という話です。
これについて解説していきます。

鉄道利用に関して限定すると、ポイントは2つです。
  1. 近場を使うなら、圧倒的にICカード
  2. 旅行に行くなら、間違いなくきっぷ

  1. 近場を使うなら、圧倒的にICカード
  • 近場ってどの辺まで?って話になりますよね?
  • 大都市近郊区間というエリアがあります。
  • 東京・大阪・福岡・新潟・仙台の5つのエリアです。
  • このエリア内で移動をする場合、ICカードがお得です。

  • きっぷというのは、買う時に
  • どうやって目的地まで行くかを指定します。
  • 例えば、埼玉県の大宮駅から大阪府の新大阪駅まで行くとき、
  • 大宮から東京まで上野東京ラインを使って、
  • 東京駅から東海道新幹線を使って新大阪までといった感じです。
  • ただこれには弱点というか不便な点があって、
  • 特に首都圏のような鉄道路線がたくさんあるような地域では、
  • 目的地まで行くのに様々なルートが存在するため、
  • それをいちいち指定して買っていたら
  • 利便性に欠ける、わかりにくいということになりました。

  • そのため、大都市近郊区間というエリア内では、

  • ”実際に乗車した経路に関わらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車できる”

  • ことになっています。
  • これはICカードも同様です。
  • きっぷをわざわざ券売機で買うくらいなら、
  • 自動で最短経路を計算してくれるICカードのほうが便利です。
  • さらに、消費税増税でICカード運賃というものも存在しているので、
  • それを加味してもICカードのほうがお得かなと思います。

  1. 旅行に行くなら、間違いなくきっぷ
  • どこからが旅行なんだという話があります。
  • わかりやすい基準としては、
  • 先程からも出ている大都市近郊区間を出るような距離です。
  • (大都市近郊区間内でもいろいろと特例がありますが、今回は省きます。)
  • 旅行の際にお得というのは、
  • ズバリ
  • "途中下車"
  • です。
  • 途中下車しないよって方もいると思いますが、これは考え方の話でもあります。

  • 例えば、東京駅から静岡県の熱海駅まで行き、
  • 1日観光して、次の日に愛知県の名古屋駅に行くとします。

  • ICカードの場合、熱海駅で一回精算をした上で、
  • 熱海駅から名古屋駅までをさらに精算することになります。
  • 東京駅から熱海駅は1980円。
  • 熱海駅から名古屋駅は4840円。
  • 合計で6820円です。(新幹線等の金額は除きます。)

  • きっぷの場合、片道100キロ以上のきっぷは原則途中下車ができます。
  • 途中下車というのは、
  • “きっぷの有効期限内であれば、経路を戻ることがなければ、改札の外に一旦出ることができる制度”
  • です。
  • 東京から名古屋は片道100キロ以上ですので、
  • もちろん途中下車ができます。
  • 東京駅から名古屋駅は6380円。
  • このきっぷで熱海駅で一旦降りることができます。
  • 金額についても熱海駅で一旦精算するよりお得になります。

このように、どちらが絶対お得という話ではありません。
上手く使ったもん勝ちということです。

ぜひ、皆さんも上手く使ってください!


以上、けんでした。

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