どうも。
男飲み編集部のけんです。
5月病といわれる時期、
GWや夏休みなど長期休暇終わりなどは、
嫌なもので鉄道は事故が多いです。
そんなときに使う、振替輸送についてお話します。
電車が遅れてしまったり、
事故で止まってしまったり、
いろいろな理由はありますが、
”振替乗車”や”振替輸送”という言葉を聞くでしょう。
各鉄道会社によって、言い方に違いがあるかもしれませんが、
基本的に同じ意味です。
振替輸送とは・・・
「このままだとお客さまに迷惑がかかりますので、
今使ってるのとは違う路線を使ってください。」
ということです。
電車が遅れてしまったり、
電車止まってしまったりしてるのに、
これ以上の迷惑をかけられません。
そんなとき、他の鉄道会社さんを使ってもらって、
何とか目的地に行ってください。
という鉄道会社からのお願いです。
ただし、これにはルールがあります。
まず前提として、振替輸送の案内をしているときに限ります。
この遅れている、止まっているという解釈はあくまで鉄道会社側の判断になります。
だから、
「3分遅れてんだけど、振替輸送は!?」
とか
「オレの時計では1分遅れてるぞ!!」
とか
個人的な問題ではありません。
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そんなに怒られても困ります・・・ |
もう一つ、これがとてもわかりづらい。
振替輸送の対象になるのは目的地までの乗車券を持ってる人だけです。
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振替輸送の対象になるもの、対象とならないもの |
つまり、
「ICカードは対象外」
ということです。
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だからそんなに怒らないでください・・・ |
非常にわかりにくいので、
ここに焦点を当ててわかりやすく解説します。
そもそもICカードというのは、
乗る駅に入場する際にタッチして、
降りる駅で出場する際にタッチすることで
精算するとても便利なカードです。
ICカードときっぷの決定的な違いをみなさまご存じでしょうか?
それは
事前に支払うか、事後に支払うか
ということです。
乗車券は、目的地までの金額を事前に支払って乗ります。
そのきっぷ自体が「目的地まで行きます。」という証明になります。
ICカードは、目的地で降りるときに支払って降ります。
乗った時点、乗っている状態では、なにも支払っていません。
つまり、目的地まで行きますという証明がないんです。
振替輸送というのは、
目的地に行く証明を持っている人に限って適用するものです。
まだどこに行くかの証明を持っていないICカードを利用している人には適用できないのです。
だからこそ、電車に乗る前に振替輸送をやっていることがわかっているなら、
きっぷを買って乗ったほうが断然いいです。
途中まで乗ってきてしまってる人は、一旦降りて精算してきっぷを買うのがいいのか
そのまま乗り続けて目的地まで行ってしまったほうがいいのか調べるといいです。
今は、スマートフォンですぐに調べられます。
ぜひ活用してください。
個人的には、「Yahoo!乗換案内」が一番使いやすいと思ってます。
定期券の金額や乗換の際のおすすめ乗車位置なども
わかりやすく表示してくれます。
僕も使ってます。
仕事の時もお客さまへの案内に使っています。
少しでも今までより理解が深まってもらえたら
嬉しいです。
以上、けんでした。